東上ガスのソリューション|東上ガス株式会社

【解説】A重油・灯油・軽油からLPガスへの燃料転換

作成者: ソリューション営業部|2026.08.03

LPガスへの燃料転換

A重油・軽油・灯油などをご利用中の事業者様。

日々の事業活動の中で、このようなお悩みはありませんか?

・ CO₂排出量を削減し、脱炭素経営やSDGsへの取り組みを進めたい
・災害や停電に備え、BCP対策を強化したい
・燃料の発注やタンクの維持管理など、燃料管理の負担を軽減したい

もし一つでも当てはまるなら、LPガスへの燃料転換が解決策の一つになるかもしれません。

現在お使いのボイラーや発電機などの燃料をLPガスへ切り替えることで、環境負荷の低減BCP対策の強化燃料管理の効率化など、さまざまなメリットが期待できます。

本記事では、LPガスへの燃料転換の概要やメリットをはじめ、A重油・軽油・灯油など他の燃料との違いを比較しながら、LPガスへの燃料転換が特に効果を発揮しやすい設備について分かりやすくご紹介します。

設備の更新や新設をご検討中の事業者様は、ぜひ参考になさってください。

 

【目次】

1. LPガスへの燃料転換と特徴

2. LPガスと各燃料の比較

3. LPガスへの燃料転換でメリットの出やすい設備

4. 東上ガスの工業用・産業用LPガスについて

5. カーボンオフセットLPガスのご紹介

6. まとめとして

1. LPガスへの燃料転換と特徴

重油や軽油、灯油などを燃料として使用している設備を、LPガスを利用する設備へ変更することを「燃料転換」といいます。

特に、下記の設備などでLPガスが採用されています。

 LPガスの特徴

LPガスは、硫黄分をほとんど含まず、CO₂排出係数が低いクリーンなエネルギーです。

さらに、容器やバルク貯槽による貯蔵が可能であり、災害時にも供給を継続しやすい分散型エネルギーとして、BCP(事業継続計画)対策の観点からも注目されています。

 

【LPガスの主な特長】

・A重油や軽油などの燃料油と比較してCO₂排出量が少ない

硫黄分をほとんど含まず、SOxの発生を抑制できる

・ススや灰分が少なく、クリーンな燃焼特性を持つ

容器やバルク貯槽による貯蔵が可能

災害時にも利用しやすい分散型エネルギー

 

2.LPガスと各燃料の比較

LPガスは、環境負荷の低減や燃料管理のしやすさなど、様々な特徴があります。

ここでは、重油・灯油・軽油や電気との比較を解説します。

 

【管理】LPガスとA重油・灯油・軽油の比較

LPガスは、長期保管が可能なため、品質管理や保管期間を気にする必要が少なく、廃油処理も不要です。

また、ガス会社が残量を常時管理し配送を行うため、燃料切れのリスクを抑えながら安定した運用が期待できます。

このように、燃料の保管や補充、日常の管理において負担を軽減しやすい点は、LPガスならではの大きなメリットといえるでしょう。

 

 

【エネルギー量】LPガスとA重油・灯油・軽油の比較

出所:日本LPガス協会

LPガスは、発熱量が高く効率よくエネルギーを利用できる燃料です。

また、A重油・灯油・軽油と比べて発熱量あたりのCO₂排出量が少なく、脱炭素経営や環境負荷の低減を目指す企業にとっても、有力な選択肢の一つとなっています。

 

3.LPガスへの燃料転換でメリットが出やすい設備

LPガスは、CO₂排出量の低減や燃料管理のしやすさなどの特長を持っており、さまざまな設備で採用されています。

ここでは、特にLPガスへの燃料転換によるメリットを実感しやすい代表的な設備をご紹介します。

 

ボイラー(蒸気・温水)

蒸気ボイラーや温水ボイラーなど、熱需要の大きい設備では、LPガスへの燃料転換によって特にCO₂排出量の低減が期待できます。

また、LPガスは硫黄分をほとんど含まないため、硫黄酸化物(SOx)の発生を抑えることができ、すすや灰分も少ないことから、設備内部の汚れや清掃負担の軽減にもつながります。

さらに、重油や灯油を使用している設備では、燃料残量の確認や発注、燃料管理などに手間がかかる場合がありますが、LPガスでは残量監視システムと組み合わせることで、管理負担の軽減が期待できます。

また、重油等からLPガスへの燃料転換により、煤煙発生施設や危険物取扱所の対象外となり、行政対応や設備管理の簡素化につながる場合があります。

 

【メリット】

・CO₂排出量削減

・ SOxの低減 

・すすの発生低減

・燃料管理・メンテナンス負担軽減

・ 高効率化による省エネルギー

 

 

非常用発電機

貯蔵可能な分散型エネルギーとして、災害時にもエネルギー供給を継続しやすいことから、BCP対策の強化が期待できます。

また、LPガスは長期保存が可能であり、軽油のような定期的な燃料の入れ替えや品質管理の負担軽減にもつながります。

 

【メリット】

・長期間の燃料備蓄が可能

・停電時の電力供給継続

・燃料の入れ替え負担の軽減

・BCP対策の強化

 

 

空調(GHP:ガスヒートポンプエアコン)

GHP(ガスヒートポンプエアコン)は、電力だけに依存しないエネルギー利用のため、電力デマンドの抑制やBCP対策の強化が期待できます。

また、自立運転機能を備えた機種では、停電時にも運転を継続できるため、災害時の空調確保に役立ちます。

さらに、重油などの燃料を使う空調設備では、煙突からの煤や油汚れへの対応、廃棄時の産業廃棄物処理などが必要となる場合がありますが、LPガス設備への更新により、こうした設備管理や維持管理に関する負担の軽減が期待できます。

 

【メリット】

・電力デマンドの抑制

・災害時のエネルギー確保

・BCP対策の強化

・燃料・設備管理負担の軽減

 

 

工業炉・乾燥炉

金属加工や食品製造などで使用される工業炉や乾燥炉でも、LPガスへの燃料転換が行われています。

LPガスは燃焼制御性に優れており、炉内温度の調整や温度分布の精度向上が期待できます。

また、クリーンな燃焼特性を持つLPガスは、すすや灰分の発生が少なく、設備内部の汚れの低減やメンテナンス負担の軽減が期待できます。

 

【メリット】

・クリーンな燃焼

・設備内部の汚れ低減

・メンテナンス負担の軽減

・品質の安定化

 

【詳細解説】非常用発電機の燃料転換

課題解決に貢献できる「非常用発電機」の燃料転換については、より詳しい記事をご用意しています。

災害時にもエネルギー供給を継続しやすく、燃料の長期保管可能LPG発電機は、BCP対策に非常に有効です。

ぜひ、【『LPガス非常用発電機』の詳細を見る】よりご覧ください。

 

4. 東上ガスの工業用・産業用LPガスについて

東上ガスは、地域のお客様へ産業用LPガスを安定的にお届けしています。

工場や事業所、各種施設など、お客様一社一社の現場に寄り添い、「必要な量を、必要な形で」お届けできる柔軟な供給体制を強みとしています。

また、24時間365日のサポート体制や、遠隔監視システムにより、安全で安定したガス供給を実現。

供給開始後も定期的な点検・保安管理を行い、安心してご利用いただける環境を整えています。

こうした安心の供給・保安体制を持つ東上ガスでは、LPガスへの燃料転換をご検討中の事業者様へ、設備や運用状況に合わせた最適なプランをご提案いたします。

ご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

5. カーボンオフセットLPガスのご紹介

LPガスへの燃料転換だけでもCO2削減に繋がりますが、「2050年カーボンニュートラル」という社会全体の目標達成に向け、さらに一歩進んだ取り組みをしたいとお考えの事業者様もいらっしゃるでしょう。

そのような事業者様には「カーボンオフセットLPガス」をおすすめします。

これは、LPガスの採掘から燃焼までの過程で排出されるCO2を、森林保全などの環境プロジェクトによって創出されたクレジットで相殺(オフセット)し、CO2排出量を実質ゼロとみなすことができるLPガスです。

脱炭素経営を加速させたい、企業価値を高めたいとお考えの方は、ぜひ下記リンク先にてLPガスにおけるカーボンオフセットをご紹介いたしております。ぜひ、併せてご覧ください。

 

6. まとめとして

LPガスへの燃料転換は、環境面(CO₂削減、SDGs貢献)コスト面(燃料費削減、省エネ)運用面(安全性向上、メンテナンス負担軽減)で多くのメリットが期待できます。

設備の状況や課題に合わせて最適なご提案を行いますので、LPガスへの燃料転換をご検討の際はお気軽にご相談ください。

埼玉県を中心に関東一円、静岡県までご対応させていただきます!

太陽光発電や蓄電池をはじめ、環境貢献、電気代の削減、BCP対策の課題をお持ちの方、ぜひ東上ガスまでご相談ください。

東上ガス ソリューション営業部がお客様に適したソリューションをご提案いたします。




東上ガス株式会社 ソリューション営業部 産業エネルギー課

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